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SHOPPING IS LIKE VOTING!リジェネレイティブな未来をつくる製品カタログ

    「購買とは、投票である」とよく言われるように私たちのアクションの一つひとつが、地球環境の未来を左右する時代を生きています。環境負荷が低く、持続可能な未来をともに導いていく。そんな商品やサービスを一挙に紹介します!

    本記事は、ユートピアアグリカルチャーが提供する、美味しさと情報を届ける定期便「GRAZE GATHERING」に同封される冊子「GG MAGAZINE」からの転載になります。

     

    2022年5月から開始した「GRAZE GATHERING」はリジェネレイティブな放牧の可能性を伝え、共に考えていく取り組みです。4週に1度、2,280円(+送料)でユートピアアグリカルチャーが育てた新鮮な素材(放牧牛乳800ml,放牧牛乳ヨーグルト800ml,平飼いの卵8個入×2パック)と、地球と動物と人のより良い環境作りを目指す活動の報告、リジェネレイティブアグリカルチャーに関するコンテンツ記事をお届けします。

     

    ▷GRAZE GATHERINGの詳細・お申し込みはこちらから

    https://www.utopiaagriculture.com/products/graze-gathering/

    01 SANU 2nd Home

    自然が持つ、美しさ、荘厳さ、厳しさ。人間のスケールを遥かに超える自然を実感したとき「この自然を壊しながら生活しなきゃいけないなんて、あまりにも馬鹿げている」と思ったりするもの。SANUは、都市に住む人々に、大自然の中にある「セカンドハウス」で住むライフスタイルを提案することで「人と自然の共生」を目指しています。もちろん建物にもこだわっています。従来のリゾート開発では、大規模に森を切り崩したり、基礎工事に大量のコンクリートを使ったり、工事の過程で多くの廃棄物が生まれてしまいます。しかしSANUでは、国産材の使用や工法の工夫など自然環境へのインパクトを最小限に抑えた建築方法を用いることで、従来建築に比べて30%超のCO2を削減。人々の価値観を変えていくことで、リジェネレイティブな未来を目指すサービスと言えるでしょう。

    自然の中にもう一つの家を持つサブスクリプションサービスを展開する。現在7拠点50キャビンが稼働中。会員枠は満席(2022年11月現在)につき、枠が空き次第案内が届くウェイティング登録をぜひ。

    SANU 2nd Home(月額¥55,000)https://2ndhome.sa-nu.com

     

    02 Overview Coffee

    眠い目をこすりながらコーヒーを淹れて、1日のスタートを切る。そんな私たちの日常が数十年後にはなくなっているかもしれません。ワールドコーヒーリサーチの調査によると気候変動と需要増加により2050年には美味しいコーヒーが飲めなくなってしまうそうです。未来を変える一助になるのが、リジェネラティブ・オーガニック農法を用いたコーヒーを選ぶこと。Overview Coffeeは、土壌の再生と気候変動問題の解決へ寄与することをミッションとするスペシャルティコーヒーロースターです。

    環境先進都市の米国オレゴン州ポートランドで始まったコーヒーロースター。日本では広島県尾道市で焙煎。

    左からLATIN AMERICA(250g ¥2,490)、EARTHRISE(100g ¥1,130)https://overviewcoffee.jp/

     

    03 Patagonia RO チリ・マンゴー

    ビジネスを営みながら自然を守ろうとする企業のお手本であり、自然を愛する人々の制服と言っても過言ではない、アウトドアブランドPatagonia。アウトドアアクティビティからタウンユースまでさまざまなウェアを販売していますが、実はパタゴニア プロビジョンズという食品シリーズも展開しています。特に「RO(リジェネラティブ・オーガニック)」認証を取得したドライチリ・マンゴーは格別。いつだってかばんに忍ばせておいて、小腹がすいた時にパクっとしたくなるプロダクトです。

    ニカラグア産ローザ・マンゴーを太陽光発電を利用して乾燥。ライム果汁とアルゼンチン産オーガニック・アヒ・モリドを振りかけてある。RO チリ・マンゴー(¥886)https://www.patagonia.jp

     

    04 RISE & WIN Brewing Co.

    1日の終りに自分へのご褒美として飲むビールだって、リジェネレイティブな選択肢があります。ビールの製造過程で排出される廃棄物(モルトかすや濃度の高い廃液など)を、微生物分解で液肥化し、自社農場で使用。それらを使って育った麦はまたビールへと生まれ変わる。そんなサステナ・ブルワリーがRISE & WIN Brewing Co.です。彼らの拠点は徳島県上勝町。町民が自らのゴミを徹底的に分別し、ほとんどを資源化することゴミをなくす、つまり「ゼロ・ウェイスト」宣言をした自治体です。上勝町にはRISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Storeは醸造施設とレストランを兼ね備えた施設があるほか、東京の東麻布にはタップルームRISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Storeもあります。ともに内装には廃材をふんだんに活用しており、空間にも注目です。

    スタンダードフレーバー以外に、シーズナルや限定フレーバーも。

    左から(3本セット価格)KAMIKATZ MORNING SUMMER(¥2,640)、KAMIKATZ IPA(¥2,310)、KAMIKATZ WHITE(¥2,310)https://kamikatz.jp

     

    05 八方良菓

    伝統文化にも新しい風が吹いています。味・販売者・購入者・生産者・製造者・社会・地球環境・未来の八方がより良くなりますようにと願いを込めた京都の和菓子屋 八方良菓。老舗和菓子屋、酒蔵、豆腐屋、飲食店などで発生した副産物を主原料にお菓子をつくります。地域全体で取り組むリジェネレイティブな仕組み。店主はサーキュラーエコノミー研究家の安居昭博さん。

    クリスマスに向けて発売したプラントベースシュトレンは、材料の約30%がロス食材。残りの原材料にもこだわりある国産材料を使用。

    八方良菓の京シュトレン(¥2,800)https://happoryoka.stores.jp

     

    06 MASH ROOM

    地震、津波、洪水…日本は昔から何度も何度も、自然災害に襲われ、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返してきました。壊れたらまたつくればいいとはいえ、大量の災害廃材は環境省の管理の元、廃棄されてきました。そこに着目したのがMASH ROOM。特別な許可を得て、災害廃材から家具をつくっています。大切に使い続けたいプロダクトです。

    立ち上げた野原健史さんは熊本の循環型農家。毎日のように畑で自然と向き合い、大きな自然災害に襲われ、思い至ったのが災害廃材の家具ブランドのスタートだ。https://www.instagram.com/themash_room/

     

    07 明日 わたしは柿の木にのぼる

    「小説のタイトルかな?」と思うような商品名ですが、女性特有のデリケートゾーンの悩みに寄り添う、デリケートゾーンケアブランドです。ソープやオイルなどプロダクトは、渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させる「あんぽ柿」の⽣産過程で廃棄されていた柿の⽪を主原料としています。環境や自然の再生と共に、すべての⼥性が⽣き⽣きと輝く社会も目指す取り組みです。

    オイルタイプだが、ベタつかず、肌なじみのよいテクスチャーが特⻑。肌の柔軟性を保ちながら、うるおいを与え、乾燥を防ぐ。

    フェミニンオイル 30ml(¥4,400)https://ashita-kaki.com/

     

    08 ウニノミクス

    海草や海藻は、地表の森と同じく炭素を取り込み、地球温暖化対策で重要な役割を果たしています。しかし、温暖化による環境変化によって増えすぎたウニによって、海の森は減少しています。これらのウニは身入りが悪く売り物にならないため、漁獲されません。ウニノミクスでは、痩せ細ったウニを短期間で美味しく畜養する技術を開発。海の環境保全、地元の漁業活性を目指しています。

    昆布の栄養たっぷりの餌で育てたムラサキウニ。注文後に生きたウニ一匹ずつ丁寧に加工し、温度管理を徹底してパックに詰める。無添加。

    豊後の磯守(80g ¥6,480)https://www.oita-uni-farm.co.jp

     

    09 GOOD GOOD MEAT

    世界の潮流において、酪農への風当たりが非常に強いことはこのGRAZE GATHERING MAGAZINEでも繰り返し伝えてきました。だからこそリジェネレイティブアグリカルチャーが重要なのです。生産から加工まで取り組む畜産ベンチャーのGOOD GOOD MEATでも、牧草牛や放牧豚などを扱い「お肉が1000年後にも食べられる」持続可能な畜産の普及を目指しています。

    「肉好き」という共通点を持つ、さまざまな業界の経営者が集まり創業。超希少な牧草和牛である阿蘇産の阿蘇赤身和牛やニュージーランド産の放牧牧草牛などを提供する。https://www.goodgoodmeat.com/

     

    10 阿波ツクヨミファーム

    ユートピアアグリカルチャーと同じく環境再生型農業に取り組む徳島県阿波市の阿波ツクヨミファーム。彼らは「不耕起自然栽培」という方法でさまざまな野菜を育ててることで、生物多様性を保持・向上させながら作物を育て、環境再生に寄与しています。研修・体験農業プログラムでリジェネレイティブな農業の担い手を育てる活動も。