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Our approach

地球と動物と人の理想に向けた実験の紹介

酪農によって生じる地球への悪影響、労働集約型のため就労人数が減ってきている産業構造、日本の土地活用において見過ごされている山地の活用、SDGsの重要性が言われ出して久しいがビジネスと直結した成功事例がないこと。これらを課題として捉え、それぞれに一つ一つ我々らしいやり方を模索し、実験しています。

Experiments

01

日高牧場

放牧牧場を運営への挑戦

まずは自分たちで運営できるようになることを目指して、北海道日高町に80頭の牛を飼い育てています。まだ完全放牧には至っていませんが、どうすれば効率がよく質の高い牛乳を取れるのか実験しています。

02

山地牧場

山間地域での放牧運営への挑戦

肥沃ではない土地でも牛を2−3年放牧して飼育すると土地が肥え、多数の牛を放牧できるくらい良い草に変わっていくと言われています。また日本の国土の7割を占める山間地を活用できれば日本の未来が変わります。それを実現できるように、自分たちでも実験を始めました。

03

ユートピアファーム

鶏の平飼いへの挑戦

お菓子製造で余ったスポンジ屑やクッキー屑も餌にすることで循環飼育を挑戦している平飼いの養鶏場です。幸せに育てた鶏から生まれる幸せな卵で美味しいお菓子を作っていきます。

04

北海道大学との共同研究

放牧酪農でのCO2マイナスの実証への挑戦

放牧運営において数値化できるものを数値化してログを貯め、放牧というビジネスを効率よく運営するにはどうすればよいのか。いつどのような草を食べさせると、どのような質の乳が取れるのか。本当に放牧によってCO2を削減することができるのか。牧場運営において放牧の導入にハードルとなる運営ノウハウと乳質の安定かに向けて産学連携で研究を進めるプロジェクトです。

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05

ファームノートへの投資

牧場運営のデータ化への挑戦

牛の発情検知や、日々の行動をログし、データ化することで牧場運営を見える化し効率的に運用できるSaasサービスです。彼らへの投資を通じてデータによる牧場運営の効率化を共に推進していきます。https://farmnote.jp/

06

Agersensへの投資

放牧テクノロジー開発への挑戦

放牧で育てている牛をGPSで管理し、物理的な柵を作らずとも牧区からでないように飼育することのできるテクノロジーを開発する企業です。応用によって牧草地を循環させる計画放牧や、搾乳への誘導などの実験にも取り組んでいます。※2021年6月、ニュージーランドのGallagher社に持分を売却済。https://www.agersens.com/

07

創地農業21へのサポート

放牧牧場経営の一般化への挑戦

まだまだ日本では一般的ではない放牧という運営スタイルを広げるために勉強会を通して、実践者を増やしていくプロジェクトです。協会のブレーンカンパニーとして情報発信やイメージアップに努めていきます。https://www.souchi21.jp/